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【ネタばれあり】劇場版ポケットモンスター キミにきめた感想枠

YouTubeで「日村が行く」を良く観てます。このバラエティすごい面白いです。バナナファイアを観まくってたのでヒムケンさんが好きなのもそうですが、スタッフさんの企画力がいい。ぜひ続けてほしいです。

 

今日、夜勤の明けで「劇場版ポケットモンスター キミにきめた」を映画館で観てきました。今日は観た感想をつらつらと綴っていきます。ネタバレしかありません。ご注意を。

 

30代を揺り動かす要素満載に目から汁が止まらない

 

結構劇場版のポケモンを昔は観てました。映画館で最後に観たのはダークライだったかな。今まで新しいストーリーとして映画版があったのと比べ、今作はサトシの旅立ちがスタートになっています。

 

TVアニメのポケモンの第一話を劇場版でほぼほぼそのままストーリーとして組み込む。これは結構脚本としてギャンブル要素が強いのに英断でした。TVアニメ放送当時の話になりますが、コロコロの企画でポケモンのアニメ第一話で登場したポケモンの数を数えてコロコロに応募すると抽選で当時最新作のポケットモンスター金銀のソフトが当たる企画がありました。友達の家で録画したポケモン1話を視聴してましたね。

 

その企画で困ったのが1話のラストにホウオウが飛び去るシーンがありまして、「あの鳥はポケモンとしてカウントするのか?」と友達間で議論になりました。当時、ホウオウの存在は認知されておらず意見が別れました。結論としては、ホウオウは「謎の鳥」としてポケモンにカウントされる公式発表があり膝から落ちました。

 

ということを思い出させてくれる冒頭のストーリーですぐに心を掴まれました。

 

成長がテーマの今作に誰もが共感する

 

10歳になるとポケモンを持って旅をするという設定の世界観ですが、今作でポケモンが登場しないパラレルワールドが描かれるところがあります。主人公のサトシ達が普通の学校生活を送るシーンがあります。

 

ここでサトシは友達であるピカチュウの存在の大きさを改めて実感することになるわけですが、ポケモンが存在しない世界を描くことの意味がとても深く重かったです。

 

ポケモンマスターになりたい夢と負けたくない相手に負けた現実の狭間でサトシの心が揺らぎます。夢を現実にするのが一番なのか、自分の信念を貫くのが一番なのかわからなくなります。モヤモヤした葛藤の中で大事なことを気づき成長するサトシ。このシーンでポケモン直撃世代の30代は自分と重ねる人が続出したのではないでしょうか。

 

そして、映画の終盤になるとピカチュウが大変なことに!ココからネタばれがさらに激化するので映画を観る予定の方はブラウザバック推奨です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間をあけて、今作のキモを書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピカチュウは本来言葉を喋る予定だった

 

さて、十分物理的に間を取ったところで、物語の核心へ。

 

ピカチュウがサトシに護られたシーンでピカチュウは人間の言葉を一言だけ話します。

 

ピカチュウはTVシリーズでは人間の言葉を話しません。当初は、ピカチュウは物語が進むと人間の言葉を話してサトシ達とコミュニケーションを取れるようになる設定だったそうですが、声を担当してらっしゃる大谷育江さんがあまりにもピカチュウ語で感情表現を完璧にできるので人間の言葉を話す設定は無くなったそうです。つまり、ピカチュウが他の人の声であればポケモンのアニメがすごい変わっていた可能性があります。

 

そんなピカチュウが今回サトシに一言人間の言葉で話します。その上記のことを知っているとさらに言葉が深くなりました。ポケモンの世界はなんて深いんだろう。

 

サトシ=レッドを匂わせる場面

 

サトシは作中で一度、別の世界へ行きます。これは俗にいう死後の世界を表現しているのかもしれませんがとにかく普段いる世界じゃないところへ行きます。

 

そのときにいたのがある山のふもとです。このとき、古いボケモンファンなら金銀シリーズのレッドを思い出すはずです。ポケモンの都市伝説はいくつもありますが、そのひとつにレッドの存在という話があります。レッドは赤緑シリーズの主人公であり、次回作である金銀シリーズでは伝説のトレーナーという扱いです。

 

その前作の主人公がある山の頂上にいて、話しかけると無言でポケモン勝負をすることができます。そのやりとりでレッドは幽霊という設定なんじゃないかとファンで考察する人が出てきました。サトシも死後の世界の人になったというのを寄せてきたんじゃないのかと深読みをしてしまいました。

 

まとめ

 

大好きなポケモンについて思っていることを書いてきましたが、とにかく映画は楽しかったです。バトルの応酬が熱くて、地球投げの技の動きとかけっこう凝っていてアツくなれます。当時ポケモンにハマった人が楽しめる作りになっているので観て損はないですよ。今回は今の子どもたちの親世代も楽しめるようになっていますからね。ぜひ、劇場で御覧ください。