9年後に怒り狂う話 後半
今ドンキ前にいます。誰も並んでないわ。
株を売却しようとした話
昨日の記事、あれはなんだったんでしょうね。休憩時間がなくなるからって終わり方はドイヒーですね。
新卒で入った会社にて、持ち株会に入らされました。その時買った株を売りたいと思いついたのでした。
ますはじめに、半年に一度通知書を送ってくるのがみづほ証券でしたのでお店に行って相談をすることにしました。
私は株の知識がありません。言われるがままにしようと思ってました。
窓口の人に、「あのー持ち株会の株を売却したいのですが」というと、口座の有無を聞かれました。「ありません」と言うと、「まずは口座を作らないといけないので手続きしますね」と言う流れに。
初めて知ったのですが、証券の口座ってすごい時間が掛かるのですね。契約締結前取引書面とかいう書類を初めから読み進めてそれを聞かなくてはいけません。1時間はずっと聞いてました。
やっと手続きをして相談をすることに。送られてくる通知書を渡して言われたのが「この会社未上場会社ですね。それだと証券会社が扱えないので個別に相談してください」
うーんうーん?なーるほど。
え?まずそれを確認するべきじゃないん?私が無知すぎて未上場会社を証券会社に頼もうとしたのが悪い?
結局、口座は作ってもらいました。
そのあと言われるがままに辞めた会社に9年ぶりに電話しました。これくらい期間が空くと抵抗なく電話できますね。
電話口の男性に「以前御社に在籍していた者でして、持ち株会の株を売却したくご連絡しました」と告げました。
男性からはこう、返答されました。
「当社の株は買い取ることをしてないんですよ。第三者に売却するのであれば名義変更の手続きを致してるので売却する人を見つけてきてください」
うーん…そうなるかぁ。
よくよく考えてみたらわかる話なんですけどね。上場した会社は株に値段が付きます。株価が上下しますし、誰でも現時点の株価を知ることができます。
一方、未上場の会社の株は値札がありません。私は幾らで買ったという事実はありますが、今現在その株は幾らの価値があるのかを証明することが出来ないわけですね。なので、私が株を買いたい!という人を見つけて個人で売買を完結させないといけないのです。会社によっては株を買い取ることをしているところもあるにはあるようです。
なんだよ!文字通り紙クズじゃねーか!
もちろんですけど、この会社が上場したら大儲けです。私が株を持っているのは変わりません。上場して株に値段が付いたら証券会社を通じて売ることができます。
無理だな。内情を知ってるからこそ断言できますけどね。なれるような健全な会社じゃない。少なくとも9年前はコンプライアンスどころか暴力と恫喝に怯える日々でした。持ち株会に関しても99パーセント強制的に給料から引かれてました。
今回の一件でハッキリと金が返ってこないことがわかったので良しとします。未上場の会社の株なんて買っていいことないです。上場がわかってるならインサイダーでしょう。買ったら損するか、逮捕されるかの二択ですよ。
あのとき、お金に対する知識があれば上場する確率がない企業の株は買いません。と言えたのに。まぁ、口に出したらボッコボコに殴られてましたね。多分、病院送りになってただろうなぁ。
投資をすることを安易に考えてはいけません!そういう話でした。