片手間収支生活

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会長島耕作九巻の感想

奇数月に始めたことが継続しやすい説はあやかって昨日から筋トレを再開しました。くしゃみすると腹筋が痛いです。続けてやる。

 

心はテコット社員なわたし

 

会長島耕作の九巻が出ていたので買いました。今回もグッとくる話でしたね。

 

全体としてはキューバでの医療分野の展開でした。遺伝子を弄るという神の領域についてビジネスと倫理がせめぎ合う熱い話が大変よかったです。

 

再登場はパメラ。たしか課長時代にラスベガスで登場した気がします。ルーレットの出目を操ることができる凄腕のディーラーでしたね。この話でディーラーはすごい人なんだなぁと知るきっかけとなりました。

 

中澤社長が亡くなり、大泉会長も去り、今野さんも去ってしまい名脇役が舞台から去ることがとても寂しくあります。歴史があるだけに人物に愛着が出来てしまいますね。

 

遺伝子の話に戻ります。キューバでは外貨を医療分野の人材で得ているということでしたね。アメリカからの経済制裁ときくと近場の北の国を思い出します。経済制裁をされていて圧力をかけられてきたキューバが諸外国から生き抜く術として医療技術を発達させるという選択でした。今後、医療が発展するときに人材を多く抱えているとどうなるのか期待しています。日本にとっては高齢社会で医療分野の人材が不足する可能性があります。もしかしたらキューバの人達に助けてもらう日が来るのかもしれません。

 

話は遺伝子を組み替えるという話に触れていきます。スーパーマンのような、新人類が誕生する可能性があり、もしくは中国では秘密裏に遺伝子臨床実験が行われている可能性すらあるということ。怖い話ですね。話にあるように病気やケガに対して治療の方法が増えるのは嬉しいことであるのはまちがいないです。しかし、諸外国が慎重になるのも頷けます。ものすごくデリケートであり、宗教や文化によって考え方も異なる問題です。人類の進化として遺伝子を変えてしまう事が取り返しのつかない未来になるかもしれず非常に怖い話でした。

 

島会長!会長の現地視察は大変為になります。次回も期待するのであります。