片手間収支生活

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続「無敵の思考」感想

昨日仕事中にプレゼン資料作成を依頼されたのですよ。ペラ1の資料を渡されてこんな内容で作ってねって。パワーポイントは数年ぶりに触ったのですが1時間弱で作った手抜き資料で上司はこんな感じでOKと言われました。私のパワポ作成能力なんて下の下ですけど職場では重宝される能力なんですよね。能力ってそんなもんか。

 

ひろゆきさんの「無敵の思考」の話

 

というわけで、昨日はひろゆきさんの「無敵の思考」を読みましたよーてことだけをお伝えしましたね。読んですぐの記憶の方が良いアウトプットになる確率が高そうなので今日は本の感想なんぞを綴りましょう。当ブログの初書評ですな。

 

まず、表紙やカバーの袖などの部分に書いてある文章がいくつかありまして、かなりキャッチーな感じの太字で強調されてます。

 

誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21

 

絶対に論破されない人生の裏ワザを大公開!

 

「その生き方って奴隷じゃね?」

 

ひろゆき流・ストレスフリーな生き方のススメ!

 

簡単に「頭よく見せる」方法

 

相手を怒らせたほうが有利

 

目が悪くてもトクをする理論

 

「いい本」の5つの条件

 

「お金を使いたい人」を利用する

 

 

ざっとこんな感じです。チョット気になるようなつかみですよね。

 

彼の生き方をマネできないと思う理由

 

私は彼のことをあまり深く存じ上げてませんでした。当然、2ちゃんねるの管理人をしたとか、ニコニコ動画を立ち上げたとかという情報は頭に入ってましたよ。むしろそのくらいの情報しかなかったです。

 

彼の価値観というかモノの考え方については日本で給与所得のみを貰って生活している人とかなり異なっている部分が多いです。

 

そう思った最大の理由は対人関係についての考え方が全然違うなぁと思ったからです。会社に所属していて、毎日社内も社外も人と会います。それも1度きりではなくて、会社に属している限りは毎日顔を合わせる人もいます。その中で、対人のトラブルが大変面倒なんです。極力、人とぶつかることは避けてしまうのが日本の正社員かと思います。しかし、彼は対人関係に恐れる節が全くありません。他人からの評価が下がることに抵抗がないのです。職場にはこの人に目をつけられると居づらくなるキーパーソン的な人がいてお局さまとかそんなポジションに居る人がそうなることが多いです。そういった立場の人には皆腫れ物に触るような扱いをします。逆らったり怒ったり衝突したりする選択肢がまず思い浮かびません。ですが、彼は対人関係に恐れがないため誰にでも態度を変えませんし、自分のロジックを発言します。そこがまずマネ出来ないなと感じました。

 

といっても、本では上司の言うことは素直に聞いておくとトクだよとも言っていますね。言う通りしておけば失敗したときに上司のせいにできるからということです。ちなみに私が過去ついた上司では失敗したら自分の過程に問題が合ったから指示は間違っていなかったとトンデモ理論をぶつけられた経験があります。それも経験。

 

現代社会に生きる人が見習いたいことがたくさん書いてある

 

じゃあこの本を読んでもあまり為にならないかぁ~。と思ってしまいがちですが、そうではありませんよ。

 

ひろゆきさんの固執しないスタンスと、「お金持ち」に対する幻想を持たない考え方はすごい理に適っています。

 

ひろゆきさんは身なりにお金を掛けたり、いい暮らしをするためにデカイ家に住んだりということをしません。一般的にこれ持っているとスゲーっていう価値観を持っていませんでした。周りが良い物だから自分も欲しくなるということがないようです。自分にとって良いと思えるモノサシがあるんですよね。これが結構大事なことです。世の中でこれがいいですよーっていうモノサシで生きると終りがありません。それは生産している企業のモノサシと言っても過言ではないため、これに関しては金に糸目をつけないターゲットに向けて高級品を企業は大抵用意しているから。上位機種とか「価格が跳ね上がっている割には機能はそんな変わらないじゃん」とか思いません?でも、企業のモノサシで買い物をする人は検討せずに迷わず良いものを買う人がいます。これって、悪く言えば企業のカモになってませんか。

 

そして「お金持ち」に対する幻想を持ってません。多くの人はお金がほしい。もっとお金を稼ぎたいなと悶々しています。ですが、お金を持っていても先程の企業のモノサシで生きている人はお金を際限なく使います。企業が生産したものを消費し続けます。考え方を変えない限りお金が余ることがありませんね。良い物が欲しい、美味しいものが食べたいという価値観を変えない限り、もしお金が手に入ったしてもそのお金は消費し続けるのみという悲しい結末になります。

 

私はお金が欲しい欲しいと思っていました。ですが、お金に縛られない消費を考えることも大事だと学びました。お金は何かトラブルが生じたときの保険です。お金で欲を満たすような思考ではトラブルを呼び込み、トラブルを回避できないような気がするのです。

 

最後に思ったこ

 

この本自体、すごい読みやすいです。難しい言葉や言い回しがされていないため、ラジオで聞くようにスラスラ頭に入ってきます。そして、確かにこう考えたほうがトクするよなあと素直に感じることもできました。きっと頭がいい人の説明の仕方ってこんな感じなのかもしれません。

 

この本でひろゆきさんのことを知ることが出来ました。気になっている方は一度読んでみてはいかがでしょーか。