島へおいでよという舞台を観たことと、仕事の倫理観の話
本日、舞台を観てきました。
島へおいでよ2017という舞台です。
一ヶ月か二ヶ月くらいに一本くらいのペースで舞台を観に行くのです。
この舞台のあらすじは、島で暮らす男たちがお見合いのために島からくる女性たちを出迎える所から騒動があってという話です。
よく綺麗にまとめられたストーリーとメリハリあるキャラたちを演じる役者さんたち。とてもいい作品でした。
舞台と映像作品をよく比較されますが、どちらも良さがありますね。映像の編集に切り取られない舞台のライブ感の良さがあります。
ここから先は舞台の内容を含んだ話です。
男たちが島に呼んだ女性は結婚詐欺師のグループで男たちは皆騙される。という話です。
結婚詐欺は犯罪ですよね。結婚する気がないのに婚約をして、お金を相手から奪うということ。騙された人は利益を奪われるのですから被害者です。
ただ、騙すというのが意図的なのか、偶然性による感情の変化なのかは根拠を示すことが難しい気がします。そう思うと、ビジネスにおいての種明かしの罪はあるのでしょうか。
彼氏を隠すアイドルもそう。本当は彼氏がいても「いません」が正解。嘘をつくことがビジネスの大前提になってます。嘘をつくことでビジネスが成立してるのってよくよく考えたら不思議です。
同じ嘘でも、〇〇ダイエットは効果ありと言ったテレビ番組が実は効果がなくて謝罪することがあります。情報に嘘はあってはいけないから謝罪したのでしようか。演出という域は誰かが決めるのか。世間の雰囲気が決めるのか。
これから若い世代が新しいビジネスを考えますよね。そのビジネスは被害者ゼロじゃないとダメでしようか。演出というエンタメ界のマジックワードで許されるのでしようか。
例えば、私がロボット掃除機と靴を合わせたような発明品をつくるとします。その発明品はゲームセンターなどにある両替機や自動販売機の下の隙間に落ちてあるお金を自動で回収できます。
その発明品を使って毎月暮らせるだけの利益を得たら…
ダメですね。笑笑
拾ったものは自分のものではないですからね。いい例えじゃなかった。
あ、じゃあこれはどうでしよう。
ユーチューブでまだ売れてない芸人さんのネタをパクって「新入社員向け!一発芸動画」を出し続けて、それで収益化したら、このユーチューバーは炎上するのでしようか。
答えのない質問ばかりですみません。こーいうことを考えてみた日でした。