ログレス民怒りの声続出中のRMTの悪について考えるぞ
昨日、NINTENDO SWITCHを購入しました。結果、夜から朝までプレイしてました。面白いな~ARMS
さて、先日ソシャゲ界で良くない報道がありました。
スマートフォンゲーム「剣と魔法のログレス いにしえの女神」に関し本日2017年6月21日、大阪府警より、弊社の従業員が詐欺罪の容疑で逮捕された旨のリリースがなされました。 (株式会社 Aiming (エイミング) HPより抜粋)
ソシャゲを作っている会社の社員が逮捕されたと報道されていますね。容疑は詐欺罪となっています。さて、どんなことをしたのでしょうか。
逮捕された社員は、ゲームをプレイしている他人のアカウント情報を他人に売ってしまったんですね。これは単純に不正アクセス禁止法です。売却したアカウントは65件ほどで、全て長い間使用していないアカウントを狙ってネットで売却していました。詐欺罪に当たる部分は、売却されたアカウントの保持者が遊べなくなったことに対しての容疑に当たると思います。
オンラインゲームにはRMT(リアルマネートレードの略)という違反行為があります。
ゲーム内のお金やアイテムなどを現金の円で売買することですね。
なぜRMTがダメなのかというと、ゲームの世界のバランスが崩壊するからです。もし仮に、RMT解禁したオンラインゲームが出てくるとすると、業者がなだれ込みます。そして、競争してゲームの世界のモノが安い円で売られます。結果、苦労して何時間も掛けるよりお小遣い程度で最強になれる道を選びますね。そうなると誰もが最強になり、どんなボスやダンジョンを作ってもみんな楽ちんになってしまう。ゲームの難易度が崩壊してしまうんですね。だから、RMTを厳しく取り締まるのが当たり前になるんです。
ゲーム会社とRMT業者は敵対関係になるわけです。そんななか、ゲーム会社内にRMT業者がいたとなると信用はガタ落ちになります。ゲームを楽しんでもらおうとする製作者サイドにいてはならない存在ですからね。
そして、RMTはほとんどのケースで買ったユーザー側も罰則があります。アイテムやお金の没収やアカウント凍結などのペナルティを課すことがケースとしては多いですね。ゲームを楽しもうとして結局ゲームで遊べなくなっちゃうなんで本末転倒です。
ゲームの世界で悪は1つでいい
会社としては、常にRMT対策をする必要があります。そして、その対策がラクじゃない。売買のやり取りの証拠を掴んで、不正アクセスや詐欺の可能性があれば警察に相談。警察に状況証拠を提出して検挙をしてもらう。とすごい労力がいるわけです。
ユーザーからすれば、その労力を楽しめる方に使ってくれればより楽しめるのにな~と正直思ってしまうのですが、対策をせず野放しにすることはできませんからね。仕方ないと割り切るしかないですね。
ルールの中で楽しむこと。これはどの世界でも共通の認識ですね。